+ 引っ越し14回の末に辿りついた着いた場所

電子うさぎ

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ここは、私が14回の引っ越しの末に辿りついた場所です。

転勤や、親の都合や、もっと様々な理由で、もっともっと沢山引っ越しした方もいるだろうなと思います。

引っ越しは、大変です。

私は18歳で家を出ました。虐待をしているという自覚のない親(実母)から逃げるための最初の引っ越しでした。

その昔は、住民票の閲覧制限という制度もありませんでしたし、「親だから」という理由で、役所では戸籍でもなんでも閲覧してしまう事が出来てしまったのでした。

やっと最近になって、重い重い腰を上げた役所が、閲覧制限という制度を取り入れたのは、きっとほかの理由(詐欺師が勝手に見れない為等の理由)で作った法律だと思うのですが、暴力を受けている人が、その恩恵を少しでも受けられるようになった現在は、少しだけホッとしています。

マイナンバー(私の番号)という数字を、個人に割り当てたのだから、戸籍法は不要になったように感じています。が、DV法の施行時と同じように、その法律を使えるようになるまでには、数年から、数十年かかるのだろうなと思うと、暴力から逃げられるものも逃げられなくしている制度に「不思議さ」を感じずにはいられません。


暴力といっても、多岐にわたりますが、私は、この場所に来て、老人人口が非常に多かった事に慣れるまでには時間がかかりましたが、「老人による性的暴力が蔓延している」という事には、未だに慣れず、玄関に付いていなかったインターフォンを付けてから、少しは楽になりました。

引っ越してきた当時、近所の85歳の男性老人が、私の家に上がり込んで抱き着き、ベロベロと舌を出し、怖くなって突き放したことがあります。「強姦未遂」は年齢を問わないのだという事が、私のニンゲンアレルギーに拍車をかけてしまったことは否めません。

でも、だからと言って、他の人に言いませんが、この地域の人はその老人の傍若無人さを知っており、他の女性たちも絶対に近寄らないという自衛をしているので、私が極端にその老人から距離を置いているという事実の裏側を知ってくれている事で、逆に安心していられる部分もあります。こういうのを、コミュニティでの自治というのだろうなと思います。


色々な事がありましたが「自分に性別が無ければどんなにか楽か」と思い続けています。

これほどの事があって、自衛するようになるというのは、認知が歪むどころか、危機管理ができるようになってきたのだと考えています。

無防備でいられる場所は、セキュリティのしっかりした宿泊施設が一番です。静かですし、客以外はロビーから客室に足を踏み入れられないという徹底したセキュリティと、エレベーターにもキーが無ければ乗れないという場所が、ホッとします。

それにそういう所は、過去に暴力を振るった人達にも、宿泊日時も場所も告げていなければ、安心ですから。


私は、猫さんと暮らし始めるまでは、年に一度は貧乏旅行で長期間、日本を離れていました。

その時も、ホテルだけは、セキュリティの高い所を選んでいました。それが私にとっては当たり前でした。

日本に居ると、いくら引越しをしても居場所を突き止めるという事が出来てしまう可能性は低くありませんでしたから、飛行機が離陸する瞬間が、一番ほっとしていました。


暴力を振るう人って、「そんなつもりは無かった」「好意でやったつもりだった」「構ってやっている」「あなたのためにやっていた」というのが常套句なのですが、どうやら、そういう人たちは、自分が同じ目に遭うと異常なほど「私は被害者だ!!!!」と言う場面によく出会いました。


性的な暴力にしても、「いやよいやよも好きのうち」と勘違いしている人が多く、「嫌」は「嫌以外の何物でもない」という事が、なぜか理解できないようです。

結構朗らかな夫も、私がハッキリと「嫌だ」と言っても「そのうち嫌じゃなくなるだろうと思っていた」と言っていました。NOは、NOなのですが、それが分かるまでに15年ほど費やしました。
女性蔑視は、日本国内以外にもありますが、このような陰湿な蔑視が堂々とまかり通っているのも、ちょっと妙だなあと感じます。


痴漢冤罪を怖がる男性もいると思いますが、実際に帰り道で自転車に乗った男からいきなり胸を握られたり、昼間散歩をしている時に腕を掴まれて引きずられた事がある私にとって、「冤罪を怖がる前に、自分が暴力に遭ったらどんな恐怖感を感じるか」を知れば、冤罪程度で済む事なら仕方が無いと思います。

日本は治安が良いのではなくて、「暴力に遭ったことを言わない」ので、治安が良いというだけなのかもしれないなあと思います。


出会うつもりも何もありませんでしたが、夫の協力を得て「出会い系サイト」に登録してみた時に、「性的暴力予備軍」の多さに驚きました。

やはり、「女性という性別に生まれてしまった事」が何ともいえず無念です。


大都市圏の都下に住んでいた時は、宮崎勉死刑囚が捕まった時でしたので、警察が玄関先で「話を聞きたい」と言って、制服で現れた時も、チェーンロックを外さないのは、鉄則でした。
(昔も貧乏でしたので、オートロックも何もありませんでした)

通り魔からの暴力も怖いですが、身近な人からの暴力が多かったので、内閣府が発表している警察庁のデータも「身近な人からの暴力のデータ抜きのデータ」を信じられないという感じでもあります。


私は、これ以上引っ越しが出来るほど精神力もありませんし、やっと落ち着いてきましたので、こうやって少し外側に話せるようになってきたのかもしれません。


日本にも悪しき悪習があって、「女は力づくでどうにかなる弱いもの」という神話が残っている気がします。

今は、男性も女性も、性別関係なく自分を守る時代になっているし、セクシャルハラスメント(性的暴力)の概念も、少しずつ広がりを見せていると思います。

まるで、80年代のアメリカみたいな感じがします。それから考えると、もう、30年以上たっています。
(日本は先進国と自称していますが、様々な場面で隠蔽がまかり通っていて、先進国とはとても言えないと思っています)

それでも後を絶たない「親」及び「親族・兄弟」や「権力者(上司や先輩等)」からの暴力は地下に潜ってしまう前に、個人個人、私も含めて自衛を益々強化しなければならないと思っています。

暴力は、年齢関係なくその辺に転がっているように感じています。


それを踏まえて、もっと厳しい環境ではありますが、日本国外の方が「自分の身を守る自衛は当然」という国に行った方が、気が引き締まって、そういう場所はセキュリティ面に力を入れている場所も多いので、精神的にゆっくりと回復したら、私の目を通して、感覚を通して、猫さんとそういう場所で息抜きをしたいなとも思っています。
(3か月半前に猫さんは、体から魂が自由になりましたので、彼女の魂と共にやっと一緒に行けるという感じもしています)

今は、ちょっと休む時ですから、休んでいます。


でも、どちらにしても、高層ビルが立ち並ぶ場所よりも、自然ばかりのある場所に行ってしまうと思います。

私も気まぐれですから、「行った場所が行く場所だった」になりそうな気配もしますが。

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最終更新日2018-11-26
Posted by電子うさぎ

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