映画/ シンデレラ (2015・米)

電子うさぎ

電子うさぎ

ディズニー映画という事を知らずに見始めてしまってから、何か毒気に当たったような気がしました。

「ひょっとして、これはディズニー映画ではないか?」と思った時には、再生を止めました。


シンデレラの継母は、元々、「実母」として書かれましたが、「道徳・倫理に反する」という事で、「ステップ・マザー」という設定にしました。

多分世界的に「母親を敵に回すと非常に怖いことになる」という感じは、共通しているように感じています。

実際に、継母からの嫌がらせはあります。

しかし、それ以上に、実母からの恐ろしいほどの妬み・憎しみ・憎悪・若い娘(実子)に対する怒りと羨望、夫が娘を大切にする事に対する嫉妬・・・それが嵩じて暴力(奴隷にする・嘲る・差別する・苦境に立たせる・精神的に追い詰める・八つ当たりの的にする等)を振るうのは、実は、昔からよくある話です。

ヘンゼルとグレーテルの継母も、実は実母だった。

白雪姫もそう。


私がディズニー映画を苦手とするのは、歪みがハッキリと現れているからです。

マッチ売りの少女の父親は実父。それは変えませんでした。


ディズニー映画で気持ち悪いのは、動物に人間と同じ動作をさせて、同じような表情をさせるという「人間みたいに描く」という気持ち悪さです。

今回のシンデレラでもそうでしたが、ネズミはそういう物ではありません。人間に媚びたりはしません。


私はミッキーマウスのいるディズニーランドに行った事がありません。
(米国で、あれだけネズミが嫌われているのに、奇妙で奇怪です)

一度だけ、何も知らない十代の時に、ディズニーランドに行った事がありますが、何も覚えていません。
きっと忘れたいのだと思います。

単に「とにかく歩く」「子供だまし」という記憶はありますし、閑散としたディズニーランドの光景だけは、やけにはっきりと覚えています。

子供に夢を・・・だったら、優しい絵本が何千万冊とあります。

押し付けられた歪みがそのまま大人になると、大人でも「夢の国」と意識する人がいるとしたら、もっと怖いです。


ディズニーのシンデレラ城のハリボテ感が半端なくペラペラに感じてしまうのは、もう致し方のない事なのかもしれません。


お詫び--

ディズニーランド・ディズニーシー・ディズニーワールドがある事は、需要があるからなのだと思いますので、それらの需要を享受している方たちの人格を否定するなんて大それたことはできません。

「好きなものは好き」という人の「好き」を否定する事ほど怖いことはありません(後ろから刺される)。

一緒に行ったり、一緒に見たり、一緒に楽しむことは苦手なので出来ませんが、私はディズニーを好きな人の「好き」を否定するほど肝っ玉が大きくありませんので、なにとぞご容赦ください。

でもなんで、ディズニー関係を「ちょっと苦手」と言う事にこんなに勇気を持たなくてはならないのか・・・・。怖いです。


関連記事
最終更新日2018-11-26
Posted by電子うさぎ

Comments 0

頂いたコメントは公開しておりません。

+++コメント・メッセージ・感想はコチラへ+++

頂いたコメントや感想は、表示いたしません。
ご自由にご記入くださいね
(すみませんが、お返事はしておりません)