+ 猫さん達の子育て

電子うさぎ

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私は「ヒト」だと思い込んでいたのですが、ちゃんと「動物」だったんだなあって、妙な安心をしています。


ここの田舎に引っ越してきて、家の庭をお散歩コースにしてくれている猫さんが代々いるのですが、猫さん達の子育て期間というのは、きっちりしてるんですね。
感心します。

まあ、ちょっとお父さん猫はどこにいるのか分からないのですが、お母さん猫が短期間集中型で、「ここは安全、ここは危険。こうやって食べ物を探す。身を守る方法はこれ。」という基本的なことを、子猫に教え込んで「はい、しゅうりょ~!」と、後は素知らぬふりです。

庭に代々来てくれる猫さんも、最初はお母さん猫が連れてきます。

「あとは自分で行きなっさ~い」で行かせちゃう。

最初はびくびくしながら子猫が来るのですが、お母さん猫が「ここは安全」と連れてきている場所は、本当に安全なので、それを基に、ちょっとずつ庭に入ってくるんです。

で、子猫はそのうち、庭に放置してある縁台の上で日向ぼっこを始めたり、私が家に居ると分かると「ご~は~ん~!くれっ。おなかすいた~!」と、ちゃんと言ってくれるようになります。

せっかくお母さん猫が「ここは安全」というコースを子猫を連れて村中を歩き回って、この家の庭も通ってくれるのに、私が「危険な動物」になったら、お母さん猫に申し訳が立たないですし、子猫も「ちっ」と思って、この家を避けるようになりますので、「いらっしゃいませ」と雰囲気を崩さないようにしています。

猫さん達というのは、「危険を察知する天才」だと思っています。

とても繊細で、俊敏です。非常に頭がいいです。

その上、いつもどこか楽しそうなんです。

そういう人たちに「嫌われたくないよ~」と思うのは、自分でもちょっと分からないのですが、私が彼らを好きだからなのかもしれません。



私は「人が怖い」というのを、母親に刷り込まれてしまって、スタートが非常に出遅れている人生ですが、「人以外の動物は怖くない」というのは、彼らから教えてもらったので、とても大切に感じています。

ヒトも好きになれるようになりたいです。
(同じように生きているのだし、私も同じ動物なのですから)

このブログに足跡を残してくれているワンコさん好きの方々が居たりすると、ホッとするのです。
それほどまでにヒトという同じ種の動物が苦手になってしまっている私は、自分で自分が嫌いになってますが、なんだかあきらめたくないのです。



猫さん達の話に戻りますが・・・

猫さん達の子育ての短期間集中型は、非常に効率が良くて、確実に生き残るための技術を直伝で子猫に教え込むので、早いように感じています。

お母さん猫が教える最初の事は、「身を守る方法」みたいです。

子猫が、フラ~っと危ない方に行こうとすると、体を張って「こっちダメ」って教えます。子猫は一度で覚えるんです。本当に頭が良いです。

「安全な場所、安全なコース」を子猫に教えているとき、やっぱり安全ではない危険なことが起こると、「ついてきなさいっ」と身をかわすか、相手の猫さんに威嚇をしたりします。そうやって、「どうやって、安全確保をするか」に特化している子育てを見ていると、すごいなあと思います。
(邪魔はできないです)

で、その子猫が大人になって、子供を庭に連れてくるとき、やっぱり親と同じ方法で教えるんです。

流石だなあ・・・と思います。

私の家にも猫さんが居ましたが、それと同時に「ヒト」という私もいました。でも、猫さん同士が顔を突き合わせている時には、私は顔を出しませんでした。

猫さん同士の話もあるでしょうし。

結構、いろんな猫さんが、家の猫さんに「こんにちは~」って言いに来るのは、不思議でした。多分、この家にいた猫さんが、結構優しい猫さんだったのかもしれません。

家の猫さんは「ねえねえ、さっきねえ、あのふわふわがまた来てた。ねえ、聞いてるの~?」と話しに来るので、「それは良かったねえ」なんて話をしたりしていました。

家にいた猫さんのお蔭で、この家の庭をたくさんの猫さんが「ここは安全なコ~ス」としてくれていたのを引き継いでくれているのは、本当にありがたいです。

子猫もたくさん通りますので、「おお、今年もいらっしゃい」になっています。


猫さん達は、村の家々で、色んな名前がついているようで、家の数だけ名前を持っているようです。

ただし、「危険な家の危険な場所」だけは、絶対に近づかないようです。

猫さんが通ってくれたり、鳥が居たり、(どうやら時々狸も来るらしい)すると、「ヒトが怖い」と思っている私も、「彼らが通っている家の人たちなら大丈夫なのかも」と思うようになりました。

結局、私は猫さんに子育てしてもらったようなものです。

のどかな村で、猫さんに「ここの人とか場所は安全だよ~」を教えてもらいながら、少しずつ村に馴染めて、猫さん達には感謝しかありません。


ヒトという自分も含めた動物が、穏やかな場所は、きっと安全なんだと思ったりしています。


虐待を受けたワンコや猫さんも、同じように、誰かの助けを借りると、少しずつ穏やかな顔になっていきます。のんびりするというか。

私も動物ですから、同じなんだろうなって思います。


ヒトを好きになりたいなあ・・・



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最終更新日2018-11-26
Posted by電子うさぎ

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