減薬→断薬/ 身体依存・精神的依存

電子うさぎ

電子うさぎ

本当に、かなり長い文章です



--2018年7月15日 記--

教科書を読んでも、それが自分の身に降りかかったり、実体験として体験することになると思って読む人はどの程度いるでしょうか。


役に立つ教科書というのがあって、それは自己啓発本ではなくて、実際に自分が生きる時に役に立つ知識が詰め込んである物は、実際に役に立っています。


心理学というと、あまりにも広範囲ですが、私は大脳生理学を今でも追っています。

昔、哲学者が「心とはどこにあるのか?」という事に心血を注いだ人が居ました。

最近までは、心は心臓にあると。

私は、心の司令塔になっているのは、脳なのではないかと思って、その道に進みました。


今、私はベンゾジアゼピン(フルニトラゼパム=サイレース)の減薬を2018.7.12に開始したのですが、教科書を元にした教授の言葉が耳に残っています。

要約すると・・・

「薬物の依存には二種類あります。身体的依存と、精神的依存です。
身体的依存というのは生理学的に考えれば禁断症状(離脱症状)が体に表出して、それが治まるかどうかという観点から見る事が出来ます。だから、身体的依存は薬物を体から出してしまうと禁断症状は治まります。
薬物によって、禁断症状は、数年に渡って続く場合があります。
しかし、精神的依存は身体的依存よりもずっと依存性が高いのです。精神的な依存を引き起こしているのは実は薬物の方ではなく、思い込みや記憶の方です。
これが無ければ生きられない、これで生きてきた、これで楽になったという過去の経験の記憶が、精神的依存の中核をなしています。
ですから、薬物をやめるには、身体的依存よりも、脳に蓄積された過去の思い込みと、それまでの経験を洗い直さなければなりません。
そうしなければ、精神的な薬物依存は治りません」

という、短いものです。



私は、以前、SSRIを含む精神科処方薬を5種類ほど数年かけて断薬まで持って行ったのですが、離脱症状(禁断症状)が辛くて、何度もスリップ(もう一度飲んでしまおう・振り出しに戻したら楽になるのではないかと思ってクスリを飲む事)しそうになりました。

身体的な禁断症状は、今では離脱症状と言われています。
(吐き気・発汗・痙攣・頭痛・鬱と躁が交互に襲ってきてジェットコースターみたいな精神状態になる・震え・体感温度が分からなくなる・感情が異常に激しくなる・しびれ・便秘と下痢を繰り返す・めまい・体が硬直してつる・記憶が出来なくなる・恐怖という感覚・幻覚・幻視・幻聴や、全ての自律神経の統制が取れなくなる等々)

しかし、精神的依存は、経験と記憶との戦いになります。
「これを飲んだら楽になる」「この薬を飲まないから今が辛いんだ」「やめて何になる?」と、クスリ(合法でも違法でも)を飲んでいた時の記憶が蘇る事が多くて、そのために、「減薬をやめた方が、絶対楽」という脳の記憶のプログラムがそこに持って行こうとします。

「クスリを一気に抜いてはいけない」という根拠として、脳のプログラムを変える時に「一気に断薬、一気に減薬によって、脳のプログラムがショックを受けるから」だと、私は考えました。

脳は非常に高性能で、未だに何も解っていないほどの広大な世界です。宇宙みたいなものだと思っています。


PCやスマホも脳に非常に似ているのですが、ハードを変える時に、マシンだったら「新しく載せ替えて、ソフトもそれに合ったものをインストールすればいい」というものです。

でも、人間の脳は、マシンのように載せ替えするのは今のところ、ちょっと不可能です。

なので、ソフト(記憶・思い込み)を一つずつゆっくりアンインストールして、ハードを休めるという事はとても大切だと思います。そのソフト一つが何万も詰まっている状態の中で、クスリによって作られたソフトは非常に多い。

一気に、全てのソフトをアンインストールすると、ハードはもう耐えられないんです。
人間がこれまで暮らしてきた記憶の中にそのソフトによって、動かしてきたものが多く、クスリを一気に減薬したり、一気に断薬すると、ハードが「以前の状態に戻せ」というコマンド(命令)を一気に出します。

なので、何か生活を変えるという時も、「薬を飲んでいなかった時の記憶」が脳にきちんと保存されていますので、PC・スマホであればハードに何も無かった状態(出荷当時の状態)に戻して、薬を飲んでいなかった時に本当に必要だったソフトを再インストールして、もう一度起動させなければなりません。


私が今回減薬し始めたのは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬のフルニトラゼパムですが、脳内に「寝る前に飲むと眠れる」というプログラムソフトとして作られてしまっている状態です。

「飲まなければ、怖い」というプログラムソフトもあります。

挙げたらきりがないほどの行動記憶によるプログラムソフトを脳が作り上げてしまっています。


なので、私流なのですが、一気に減薬は無理なので「寝る前に、クスリを飲めば眠れないという恐怖から解放されるし、眠れる」というプログラムに逆らわない事にしています。


じゃあ、どうするかというと、これまで利用していたクスリを入れていた小さな箱に、同じ色の錠剤状の物を入れちゃうんです。
「それを何にしようかな~」と考えたのですが、「グッピーラムネとかどうかな」って思っています。

既に、2mgではなく、1.5mgでも眠れてしまっているので、1mgの錠剤を半分に割って(ピルカッターを利用していました)1.5mgにしていたのですが、そのラムネもその小さな箱に入れて、1.5mgの錠剤と同じように割ってみるのはどうでしょう?と考えています。

一気に離脱すると、本当に脳がバーストして、身体症状(禁断症状)が危ないので、1mgの錠剤はフルニトラゼパムです。で、1mgの錠剤を1/4に割っちゃいます。そして、その1/4錠を半分にすると、ひとかけらが0.125mgになります。

上手く説明できないのですが、1mg錠+1/4錠+1/8錠という事になります。

一回に飲む量を、1mg+0.375mg(1.5mg-0.125mg=1.375mg)にしようかな~と思います。


説明が難しいのですが、本当に飲む量は1.375mgなのですが、同じ箱からラムネを足します。

脳を騙すんです。

行動は同じ(いつも通りの服用方法)、目で見ている状態も同じです。でも、飲む量は、0.125mg減っています。

これで眠れちゃったら、暫くそのままにして、体の症状と付き合います。行動は同じなのですが、体は正直に反応するので、その反応が治まるまで持続します(ステイします)。

こういう風に地味~に減らしていくと、1年ぐらいかかるのではないかと思うのですが、どうでしょうか、自分でも分かりません。

グッピーラムネ依存になるのでしょうか(笑)



今、朝の7時ごろなのですが、眠れていません。でも、1.5mgで眠っていた時も、服用時間に関わらず「いつの間にか眠くなったので、ベッドに行ったら眠れていた」という状態なので、放ってあります。仕事は夜にやっている事が多かったですし、猫さんの介護は24時間365日x3年半でしたので、生活リズムを取り戻すのは、断薬後のお楽しみに取っておこうと思います。お楽しみは多い方が良いですからね。

行動を変えるのではなく、目で脳を騙して、行動を変えない事で脳を騙します。

「クスリはそんなに甘いもんじゃないっ。飲まないと寝かさないぞ」と、私の頭の中で言ってるような気がしますが、言わせておきます。「そ~ですか。まあ、そうでしょうねえ」みたいな感じです。ソフトが勝手に起動して脅しをかけるのですが、「悪魔のささやきなら、サイコ母の生霊の記憶の方が怖かったなあ」とか言って、スルーしたりしています。

後は、「まあ、そうは言っても、あれだけの虐待をされても生き延びたんだし・・・。あ、猫さんがあそこで転がってたなあ。随分リラックスしすぎて踏んじゃうよ~」と、クスリで作られた悪魔の囁きを「は~そうですか」と受け入れてしまって、抵抗しない感じです。


作られたソフトはそのままで、脳を騙すという作戦なのですが、1年後、2年後、ちょっと楽しみです。

起きている間は、やりたい事をやって、食べて、動いて、入浴して発汗を促したり、ストレッチしたりして、体を疲れさせますので、「疲労によって体が休息を求める」という正常な反応にお任せです。

脳に「いつも通りですからね~」と騙してしまうと、頑固者のSSRIも屈服しましたから、それより強い屈強なベンゾジアゼピンには、「騙し騙し+騙し騙し」でしょうか。


他人を騙すより、自分の脳を騙す方が結構難しいので、やんわりとです。

以前の5種類の薬の断薬完了まで、逆らっても逆効果で、脳が逆切れしましたので・・・。





--2018.7.18 記--

ベンゾジアゼピンの減薬開始が、2018.7.12です。1週間ぐらい経ちました。

精神科からは、フルニトラゼパム2mgが処方されているのですが、既に1.5mgでも眠れるようになっていたので、そこから、0.125mgを引いたらどうかな(1.375mg)と思ってたのですが、意外にも1.25mgでも問題なく眠れてしまいますので、ちょっとこのまま継続(ステイ)します。

禁断症状(離脱症状)は、ビックリするほど出てこないのですが、「眠い」です。減薬すると眠れなくなるどころか、2日間ほど、12時間の過眠になったりしてました。現在は6時間ほどで目が覚めますが、日中に眠くなります。過眠なんでしょうか。不眠に対する不安と恐怖で眠剤を服用していたので、眠れないよりはず~っとマシです。
(良い方にばかり考えますな・・・)

色々な事(猫さんが旅立ってそろそろ半年。サイコパス毒親との問題が解決してから約1か月とか、父の命日から約1年・・・)が重なって、本当の意味での疲れも出ているような気がしています。

仕事は、家でやっている技術職で、夫が「人生の大転機だと思うから、一度ゆっくり休んだ方が良い」と言ってくれるので、思い切って仕事は休んでみようかと思います。
ただ、本当に何もかも休んでしまうと、もう一度動き出す時に起動が難しくなるような気がしますので、体は動かしても、心を休ませるという感じです。

離脱症状でちょっと困るのは、「体中がつる」というものですが、ストレッチと腹筋・背筋・腕立て程度は継続しておかないと、離脱完了(断薬時)以降に響くように感じます。

以前のクスリの断薬中も、とにかく毎日動いていました。お散歩やらサーフやら、自転車やら・・・。ストレッチと筋トレと入浴はやらないと、海で溺れるので自然にやっていたのが功を奏したようです。

今、夏ですので、薬を飲んでいる人も飲んでいない人も、スポーツドリンクみたいに体に吸収されやすい水分補給はひじょ~に大切だと思っています。飲み物も、アレダメ・コレダメというのがストレスになっちゃうので、飲みたいものを飲んでいます。

暑い時は、汗をかかなくても体表から水分が蒸発していきますので、常に水分補給をして、体の中の血をサラサラに保っておこうかなって思ってます。




サイコ母からの精神的虐待で、眠るのが怖い精神状態しか感じて来なかった人生で、「眠っても怖い事が起こらない」という状況は、ほぼ初めての事ですので、一気に気が抜けてしまったのかもしれません。

減薬はストレスなく進めています。
もしかして、5.6年前に5種類のクスリを減薬→断薬できたという安心感があるからかもしれません。




減薬って、山登り(登山)やマラソンと同じだと思います。

山登りの方が説明が分かり易いかもしれません。ここは日本なので、富士山登頂が目標です。

前回、色んな薬を断薬したので2回目の富士山登頂を目指す事になると思いますが、状況も違います。
しかし、今回は、夫という登山パートナーが居ますので、ちょっと安心です。

一人で登るのと、パートナーが一緒で、そのパートナーが信頼した相手で、前回の登頂までをを客観的に見てくれている人だと、やっぱり精神的に楽で、登りやすいです。

今、「富士山の登山口に立ちましたよ」位の場所なので、半歩位進んだかもしれません。その位ゆっくり登ります。


一気に登山をすると、滑落(かつらく)したり、気圧や気温や酸素量や体の燃費が追い付かなくなるので、一歩ずつゆっくりです。

富士登山も、人によってペースが違います。

標高が上がって、そこに体が慣れるまで、そこでゆっくり休んで、体が慣れるまで待ちます。(ステイします)

やっぱり山登りは楽しくなくては面白くないですから、途中で高山植物に出会ったり、石だらけの場所に行ったら、他の人と少しすれ違うだけでも心が楽になると思っています。

登頂(断薬)は最終目標ですが、まずは、最初の一歩、次の一歩という感じです。


普通でしたら、富士山登頂までゆっくりでも1~2日あれば登れるのでしょうけれど、私の場合は1~2年かけて登頂しようと思っています。

今回は、フルニトラゼパム(ベンゾジアゼピン)という、余分な荷物がリュックにドシッと入っていますので、それらを分からないくらい減らしながらです。




前回も今回も、減薬については医師に告げていません。
前回の時は、医師が違ったのですが、話にならないので、処方薬をもらって捨ててました。
今回の医師は、自分の価値観の押しつけが強い人なので、「減薬」と言っただけで、一気に処方量を減らすとかが平気そうなので、信じていません。

(これまで、減薬に協力するふりをして一気に断薬させて他の薬をいきなり処方する医師が多かったので、怖くて言い出せる雰囲気ではありません。
医師は精神科処方薬の禁断症状(離脱症状)を知らないのか、無頓着なのかな。サラッと暴言を吐く医師も多く、「減薬」「断薬」という言葉が日本の精神科の診察室ではで禁句になっていそうで、その方が怖いですが・・・
田舎だと特に患者が一人減るかもしれない減薬→断薬は、精神科の医師が協力しない傾向にあるような気がします。
数年前に厚労省の通達によって、今の医師により、ベンゾ系の安定剤(デパス等)を一気に断薬させられた患者さんが居ました。凄い心配でした。
厚労省の通達に逆らわない事は医師にとって大切なのかもしれませんが、患者は身の危険・命の危険を感じます)


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最終更新日2018-11-26
Posted by電子うさぎ

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