+ 寂しいし悲しいし、孤独なんだよ・・・

電子うさぎ

電子うさぎ

私は望んで、虐待される家庭(機能不全家族っていうのかな)に生まれようと思って生まれた訳じゃなくて、心に傷を負いたくて負ったわけじゃなくて、強くなろうとして強くなった訳じゃなくて、もう、これね、全部不可抗力。

王女様やお殿様やお姫様が「王女様に生まれたいっ」と思って生まれてきた人なんていなかったでしょうし・・・

ちょっと例えが変だけど。


だから、いっつも一人で強くなくちゃいけなかったし、賢く生き延びなくちゃならなかったし、知恵を付けなくちゃならなかったし、逃げ続ける体力も必要だったけど、疲れました。


憧れていました。

「普通の一般庶民の平和な暮らしをしている人達のホノボノとした感じ」から弾き飛ばされても、指を咥えて憧れていました。


で、この村に来ました。

「ノンビリしすぎてて、大丈夫なの?」とか勝手に思っていたら、村人が私に対して実は「あの子は気が張り詰めていて大丈夫なんだろうか?」と心配していてくれていました。

私も、そっち側に行きたかった。

でも、行き方が分からなかった。

いつもいつも頑張らなくちゃ殺されるっていう環境に生まれても、そっちに行きたかった。


よく考えないで生きていける平和な世界の行き方って、本に載ってないし、考えても分からないし。

でも、村の人が、私が山にちょっと登っていくと「あれ、行ったね」という雰囲気だし、帰ってくると、なんかホッとしててくれて。

それってどういうことなのかな・・・って分からなくて。


海でボ~っとしてても、「海に行ったかね」ぐらいしか言わないけど、なんか「おかえり~」って感じで、そういうのって、憧れてて、どうやって力抜いたらいいか分からなくて、凄く辛かったのに・・・・


わたしは落語が好きなんだけど、落語の中の「熊さん」とか「八っつあん」の方に憧れてて、「どうしたら、ああいう陶片僕になれるのかなあ」って、小学校の時に図書館ですごい真面目な顔をして落語の本を読んでました。

気楽そうなのに、何の暴力もない世界に憧れて、帰り道で歩きながら落語を読んでいたのですが、時々止まっている車にぶつかったり、電柱にぶつかって電柱に謝ったりしていました。


なんか、最近、「私は被虐待サバイバーです」というのが、どうもしっくりきません。

自分が間抜けだという事に気が付いてしまった時に、どうしようもないほどくすぐったい妙な気持ちになります。



所で、志賀直哉の「暗夜行路」を読み始めたのですが、31項でギブアップしました。

フラッシュバックしそうなので、10年後ぐらいに読もうと思います。

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最終更新日2018-11-26
Posted by電子うさぎ

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